『ハンドメイド服での起業講座』をやっていて
改めて私自身も気付かされたことがあります。
それは
技術やノウハウよりもマインドが大事
だということ。
そのことは講座の中でもお話ししているのですが
生徒さんたちと話しているうちにますますその重要性がわかってきました。
具体的にはどんなことかと言うと
気合を入れすぎない
これはハンドメイドの限らずどんなことにおいても当てはまること。
みなさんも経験あると思います。
ダイエットをしようと『よし、今日から間食はしない！』と決める。
1日、2日と、食べたいのに我慢して頑張ってしまうと必ず挫折をします。
そうすると反動で余計に太ってしまったり。
仕事もそうなんです。
人生の中で今日1日だけとかならいいんですが
これからずっと続けていきたい仕事に最初から気合を入れすぎると
これまた挫折する確率が高くなります。
気合を入れすぎると、どんなことが起きるのかと言うと
・先にたくさん投資してしまったり
（店舗借りる、仕入れすぎるなど）
・毎日働きすぎて疲れてしまったり
・ちょっとうまくいかないだけで落ち込んでしまったりします。
だから肩の力を抜いて
日々淡々とこなし、ここぞと言うときのために力をとっておく。
そうすることで気持ちが安定し、決断する時にもちゃんとした判断ができる。
空回りすることも減ってくるのです。
ベクトルを自分に向けすぎない
これは最近私が尊敬するある方のお話の中にありました。
仕事でも健康でも自分のことだけを考えていると
上手くいかないのだそう。
『仕事』の面ではわかりやすいですよね。
自分の利益ばかり優先して、お客さんに単価の高いものばかり勧めたり
製品作りにおいて原材料を安く済まそうとしたり
そんなことばかりしていては上手くいくはずありませんよね。
では『健康になりたい』はどうでしょう。
一見、自分の利益だけのようですが
人のためと思ってみるとヘルシー食や運動も続くかもしれません。
考え方としては
自分が健康になれば、
・周りに笑顔をむけることができる
・どうやったら健康になれるかを人に教えることができる
・体がよく動くので人の手伝いができる
どうでしょうか？
考えてみると健康になるだけで人に貢献ができるのですよ。
ハンドメイド販売は何のためにやりたいのですか？
・いい服を届けてお客さんに喜んでもらう
・収入を得て家族に喜んでもらう
自分が稼ぎたい、有名になりたいなどは誰もが持つ感情ですが
ベクトルを自分に向けすぎると実は苦しくなります。
こうやって周りのためにと考えるだけで
仕事も楽しくやる気も持続するのではないでしょうか？
あ、気合いは入れすぎないように 笑
目標は高く、でも1歩づつ
みなさん、やりたい気持ちはとても強い方ばかり。
熱意はすごく感じますし頑張っておられます。
でも、自信はというと
『私なんてまだまだだから』と言われる方が多いのも事実。
もちろん、ハンドメイドだけで食べていけるようになるのかというのは
未知の世界なのでそう思われるのも無理はありません。
私も始めた当初は
『これだけで食べていくのは厳しいだろうな』と思っていましたから。
それでも、始めてから半年くらい経ったころだったかな。
『もしかしたらこれやれるかも！』
と少しづつ自信が出てきました。
そこからは『これだけで食べていこう』と決めましたので
今までの会社勤め（営業でした）くらいの仕事量を
そのまま家でやろうと考えました。
これはあくまで私の例。
人によって『どうなりたいか』は違います。
ですが、目標が低すぎると考え方もまあいいやとなってしまいがち。
『3万くらい稼げたらいいな』と思っていては、
3万にはなかなか到達しないものなのです。
だからもっと上を目指しましょう。
そして少しづつ小さな達成をしていきましょう。
目標を月10万に設定して1万、2万と積み重ねていくのです。
私のように『これだけで食べていく』と決めている作家さんが多い中で
それなりの覚悟がないといけない世界に、現在はなってきています。
やり方を柔軟に変えてみる
私はほぼ、creemaやminneで販売をしています。
ですがもちろん店舗販売をしたり、イベント販売でもOK。
web販売でもcreemaなどを通さず、
自社サイトを作りそちらにインスタなどから集客してもOK。
会社が嫌になったら転職すればいいというのは
もちろんそう思いますが
ハンドメイドも嫌になったらやめればいいと思っています。
でもその前にやり方を変えれないかということも考えてみてください。
先のように販売する場所を変える、作るものを変える、ターゲットを変える。
何事もこだわらないことが大切です。
特に歳を重ねると今までの経験が邪魔をしてしまい
『こうしなければ』という方が多いように見受けます。
行き詰まったら自分がやっていることを一旦、引いて見てみる。
そんなことも必要です。
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『こだわらない』でもうひとつ言うと。
『はじめから整えすぎないこと』もあります。
ミシンやその他のいい道具を揃えたり
お金をかけてホームページを作ったりなど。
言ったように、もしかしたらやめてしまうかもしれないのに。
そんな時間とお金があるなら
『少しでもたくさん服を作って、出品して反応を見てみる』
これが一番の近道だと私は思っています。
