ハンドメイド服販売のお仕事

作りたいものと売れるものは違う?

クリエイターなら必ずぶち当たるこの壁。

いいと思って選んだ生地、頑張って引いたパターン。
時間をかけて縫い上げたワンピース。

『これはいいものが出来た!』
と思っていたのに何故か全く売れない。

私の経験でも『生地が余ったからなんか作ろう』くらいの気持ちで作ったものが
すごいヒット商品になったり。

でもそんなことを繰り返しているうちに、作りたいものと売れるものの交わるところがなんとなくわかってきました。

それは主に3つ。

・自分のブランドの世界観に忠実なデザイン
・それを客層に合わせてカスタマイズ
・文章や写真で思いを通わせる

ん、どゆこと?って感じですよね。

それぞれ解説します。

自分のブランドの世界観に忠実なデザイン

ここが揺らいじゃうと後々続かない。

まずは今時点での確固たる世界観を作りましょう。
私の場合は『30〜50代の大人の女性に』『大人可愛い』『リネンやデニム』などでやってきました。このようにいくつかを組み合わせても構いません。

何か一つキャッチコピー的なものを作っておくとSNSや印刷物にも使えますが、すぐに決まらなければ後から作ってもいいと思います。

この世界観に共感してくれそうな人を思い浮かべ、(有名人でもSNSで知ってる人でもOK。)デザイン画を書いていきます。

さてここで、このデザインが売れるかどうかです。

正解は『この時点ではわかりません』です。

この後、ちゃんとした手順で販売をしてみて反応を見ます。
そこで徐々に変えていきましょう。

最終的に自分が作りたい世界観と大幅に変わることはないでしょうし、
売れるようになってお客さんとの交流も出てきたりすれば、それが自分の作りたいものになっていくはずですから。

客層に合わせてカスタマイズ

先ほどのようにして世界観のあるデザインが決まってきたら、
ここで裏技?でもないですけど、
多少でもいいのでオプションでカスタマイズできるようにしましょう。

ここは『ハンドメイド』での作成に限るのですが、オプションをつけると買い手、売り手ともにいいことがいっぱいです。

例えばサイズ
SMLがあると喜ばれます。
できるならそれ以上にも対応できるとなおよし。

あとは長さですね、これは比較的容易なのでハンドメイドであれば対応してあげたいところです。

オプションという形でもいいですが、お客さんの声が集まってくるようになると
こんなデザインの方が喜ばれそうとかわかってきます。

それを自分のセンスで取り入れていく
そうなってくるとこのお仕事がより一層楽しくなってくるのではと思います。

文章や写真で思いを通わせる

ここからは上級者用笑

あなたの作品を見てくれているということは少なくとも『このデザインいいな』と思ってくれているのでしょう。

でも見にきてくれる方のほとんどは購入してくれません。
(具体的にいうと販売サイトで一つの作品を開いてみてくれたひとの200~300人に1人くらいが購入してくれます)

何か決め手がないからなのです。
これは仕方のないところですが、少し確率を上げる方法をお教えしましょう。

『写真』を見て一目惚れしてもらう

これはあるあるですよ。
人間に一目惚れがあるようにお洋服にもあります。

私もマネキンが着ているのを見て、スカート買うつもりがトップス買ってしまったなんてことありますから。

webショップではそれが写真です。
嘘を見せるわけではなく『より魅力的に見える』ように写真を撮る練習をしましょう。

文章で魅せる

文章も同じ。
たまに何気なく読んでいた説明文に引き込まれることありませんか?

思わずポチッとしてしまったり。
そうTVショッピングのトークと同じです。
流石にあの洗練されたトークまでは難しいので、もう少し難易度を下げてみましょう。

説明文は説明だけになりがちですが、思いを少し入れるとそれが伝わるかもしれません。
それも素直な文章がベスト。

例えば
『大阪まで行って一目惚れして仕入れてきた生地です。』
『私も愛用しているワンピース。着やすくて今年ヘビロテです』
などなど。

このくらいなら書けそうじゃないですか?

こういう作り手さんの思いは伝わります。
ぜひ1文でいいので足してみてください。

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世の中には『集客のやり方』『フォロワーを増やそう』など
売り上げを上げる方法が溢れています。

私もずっと営業をやっていたのでそのような方法を模索し続けていました。
結果、うまくいくこともあれば、そうでない時もあり。

結局のところは
試行錯誤、トライ&エラーを繰り返すことでわかってくることが多い。

何故なら、作るものも違えば、なりたい自分も違う。
人と全く同じことをしていても売れるようにはならないからです。

でもはじめは人のやり方を見て、教えてもらって、真似をしてみるのは大事。
他の作家さんを徹底的にリサーチするところから始めましょう。

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